社員のつぶやき
<第16回>設定や表示に関する新機能のご紹介
投稿日:2021.01.15
「どっと原価NEOシリーズ」のVer.4.0の出荷に伴い、数回に分けて、新機能のご紹介をさせていただいています。
今回は、設定や表示に関する3つの新機能をご紹介します。
1、一定期間バックアップを実行していない場合の警告メッセージ
バックアップ作業を手動で実施している方の中には、習慣づけされていないとついつい忘れがちになる方はいないでしょうか。データがバックアップされていないと、いざという時には大変なことになります。
また、「どっと原価NEO」には、機能終了時に「バックアップを行いますか?」とメッセージで確認する設定がありますが、毎回終了時に確認してくるので、発生頻度を少なくして欲しいと要望される声もありました。
今回、Ver.4.0では、設定している方もされていない方にもちょうどよい設定が追加されました。それが、警告メッセージの通知間隔設定です。この機能により、設定した期間(日数)の間は、警告メッセージでの通知を行わない運用が可能となるので、データバックアップを手動で行っている場合や毎回の終了時の警告メッセージ表示が煩わしいと感じている方にも必要とする間隔で警告メッセージを表示できます。
ただし、データのバックアップは、出来るだけ多い頻度で行うことをお勧めしています。
下記は、設定画面と出現する警告メッセージです。
2、会社名等の情報を固定(社名編集)して出力
見積書や注文書、請求書など、外部への伝票発行の際は、それぞれの伝票に合わせた文言などを出力されているかと思います。
「どっと原価NEO」では、Excelフリーモジュールという書式設定できる機能をご提供していますが、その機能を使わなくても(もちろん使用しても)、各伝票に合わせた文言情報を出力することが出来るようになりました。
【設定方法】
[導入―環境設定―Excelフリー]
[導入―会社設定―社名編集]
上図のように、帳票ごとに登録した文言を表示するように設定できます。
【社名編集で設定可能な帳票】
社名編集で設定が可能な帳票区分は以下です。
3、PDFフォント埋込モードの設定を追加
バーコードを使って注文請書管理などを行う場合、バーコードの部分が文字化けしてしまって読み取れないことがあります。その場合は、バーコード付き書式等特殊なフォントをインストールする必要があります。
「どっと原価NEO」では、フォントをインストールしていないパソコンでもバーコードを確認出来る設定が追加されました。
「どっと原価NEO」から、PDF出力する場合の文字化け防止対策にもなるのでご紹介します。
【設定方法】
[導入―環境設定―Excelフリー]
上図の設定を行っておくと、特殊なフォントがインストールされていないパソコンで帳票を確認した場合に文字化けせずに確認することが出来ます。
今回は、見落としがちな設定と表示に関する機能追加をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
次回もどうぞよろしくお願いします。
【関連ページ】
<第1回>「ピン留め」機能で、よく使うメニューに一発ジャンプ!
<第2回>請求処理が漏れている伝票を見つけ出したい時どうすればいいの!?
<第3回>どっと原価NEOで誤って更新してしまったデータをすぐに修正する便利テクニック
<第4回>覚えておくととっても便利なキーボード機能(ショートカット等)を一挙公開