プロフェッショナル集団のツールとして社内業務を幅広くサポートしています。

導入前のお悩み
見積作成と原価管理を個々が別々に管理しており、情報共有がなされておらず、工事の進捗や利益状況の把握に遅れが出ていました。
ニーズ
見積作成から原価管理業務を社内統一をすることで管理が容易になりそう。
導入後にご満足いただけた点
過去のデータをうまく活用できている。
システム構成(利用商品:どっと原価NEO LT)
基本モジュール | 基本モジュール |
---|---|
オプション | 見積作成、発注管理、Excelフリー、自動バックアップ、見積データ読込 |
解決テンプレート |
株式会社ヤスカワ様は創業以来、三重県・伊賀市を中心として、オフィスビル・工場・倉庫・商業施設等のあらゆる建設工事の建築板金工事、並びに建築工事の設計、施工から監理まで一貫体制で行われる建築会社です。その確かな技術力と機動力が認められ、スーパーゼネコンなど大手建設会社の屋根・外壁工事を小数精鋭で数多く手掛けられています。
主な事業の建築板金部と建築部は、大型物件の建設全般を得意とするプロフェッショナル集団です。集合住宅から工場・オフィスビル・商業用施設・公共施設など幅広く案件を手掛けられています。
設計部、宅建部も交わり、立地条件や予算等の諸条件を検討の上、最適な企画及びプランをご提案し、それぞれのお客様のニーズにあった建物を、高品質な施工でご提供されています。
建築部本部長 小堀様に、株式会社ヤスカワ様のご紹介と「どっと原価シリーズ」を導入に至る経緯やご満足いただいた点などをお聞きしました。
導入検討に至った経緯
「見積作成と原価管理を個々が別々に管理しており、情報共有がなされておらず、工事の進捗や利益状況の把握に遅れが出ていました。」
社内業務において情報共有化が遅れている場合、以下のようなデメリットが発生する可能性があります。
1,コミュニケーション不足による効率低下
・部門間での連携が弱まり、タスクが重複したり、必要な情報が不足する。
・誤解や伝達ミスが発生しやすく、業務の遅延を招く。
2,データの断片化
・各部門や社員が独自の方法でデータを管理することで、整合性のない情報が蓄積。
・最新の情報にアクセスできず、意思決定が遅れる。
3,全体像が見えない
・組織全体のパフォーマンスや問題点を適切に把握できない。
・経営層が正確な判断材料を得られず、戦略が誤った方向に進む可能性がある。
4,生産性の低下
・リソースの非効率な利用が発生したり、同じデータの重複入力が発生する。
・必要な情報を探す時間が増え、作業のスピードが遅れる。
5,顧客対応の質の低下
・顧客情報が共有されていない場合、部門間で矛盾した対応を行う可能性。
6,セキュリティリスクの増加
・部門間で統一されたセキュリティポリシーがない場合、情報漏洩や不正アクセスのリスクが高まる。
・個々のシステムでセキュリティがばらつき、脆弱性が増加。
7,イノベーションの阻害
・部門ごとに情報が分断されることで、アイデアの共有が難しくなる。
・新しい戦略やプロジェクトの立案が滞り、成長機会を逃す。
情報共有が遅れている状況は、業務全体に多岐にわたる影響を与える可能性があります。これを解消するためには、クラウドプラットフォームを利用したデータの一元化やコミュニケーションツールの導入が効果的です。
導入を決定された要因
「見積作成から原価管理業務を社内統一をすることで管理が容易になりそう。」
導入後の効果やご満足いただいた点
「過去のデータをうまく活用できている。」
過去の見積データを活用することには、さまざまな利点があります。株式会社ヤスカワ様においても、下記のようなメリットを得られているようです。
1,精度の向上
・過去の見積データを参照することで、類似した案件での実績値に基づいた見積もりを可能。
・特にコストやリソースの精度を高め、過小見積や過大見積を防止。
2,業務効率の向上
・過去データを基にテンプレートを作成し、新規見積の作成時間を短縮。
・再利用可能なデータがあれば、手作業を大幅に削減。
3,分析と学習
・成約した見積と成約に至らなかった見積を比較分析し、見積内容や価格設定の改善点を発見。
・パターンやトレンドを把握し、競争力を向上させる。
4,コスト管理と利益確保
・実績コストと見積コストを比較して、プロジェクトごとの差異を検証。
・利益率の高いプロジェクトの特徴を把握し、戦略的な提案が可能。
5,顧客対応の質向上
・過去の発注者の要求や条件を参照して、より的確で顧客満足度の高い提案が可能。
・類似案件での実績データを活用し、信頼性をアピールできる。
6,組織的な知識蓄積
・個人の経験に依存せず、組織全体で知識を共有・活用可能。
・従業員が変わっても過去のデータを引き継ぐことで、業務の連続性を確保。
7,リスク回避
・過去の失敗事例や問題点を学び、同様のトラブルを事前に回避。
・過剰なコストやスケジュール遅延のリスクを軽減。
これらのメリットにより、見積業務が単なるコスト計算の手段にとどまらず、企業の競争力や利益向上に大きく寄与するツールとなります。
導入後に期待すること
「エクセルデータを見積書に一度にコピーできると便利になる。」
まとめ
見積管理ソフトや工事管理ソフトを導入するメリットは、特にリピーターの発注者との関係性をより効率的かつ効果的に管理するうえで非常に重要です。下記に導入メリットをご紹介します。
1,履歴管理の効率化
同じ発注者から何度も見積依頼がある場合、過去の見積や取引履歴をすぐに参照できることが大きな強みです。見積管理ソフトを使用すれば、過去のデータを検索・参照する時間が大幅に短縮されます。また、類似案件の情報を活用して、より迅速に適切な見積を作成できます。
2,コミュニケーションのスムーズ化
顧客とのやりとりや進捗状況を一元管理できるため、必要な情報をすぐに提供可能です。これにより、発注者からの信頼を高めることができ、円滑な関係構築に寄与します。
3,見積作業の標準化・自動化
ソフトにより見積作業が標準化され、ヒューマンエラーが減少します。さらに、自動計算やテンプレートの活用により、作業時間を短縮し、業務の効率性が向上します。
4,工事進捗やコスト管理の透明性向上
工事管理ソフトを導入することで、見積から実際の工事進捗、コストの追跡が一体化され、情報の透明性が向上します。これにより、発注者にも安心感を与え、トラブルを未然に防ぐことが可能になります。
5,リレーションシップの強化
適切な管理により、発注者のニーズや過去の依頼内容を的確に把握することができ、個別対応の質が向上します。結果として、長期的な信頼関係を築く助けになります。
弊社ソフト「どっと原価シリーズ」は、単なる効率化ツールとしてだけでなく、発注者とのビジネス関係の強化や信頼構築のための重要なパートナーとも言えます。もし導入をご検討されているのであれば、業界特化型のソフト「どっと原価シリーズ」をご提案させていただきます。