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劇団四季と「心理的安全性」

2023.10.16
社長ブログ

先週、元劇団四季で主演を務めたこともある、佐藤正樹さんの講演を聞き、その時に心理的安全性について、新しい気づきがあったのでご紹介します。

最近、「心理的安全性」をよく耳にします。かのGoogle社も、この「心理的安全性」にフォーカスし、大きな成果につなげているようです。私自身、「心理的安全性」というのは、相手を傷つけるような言葉や態度などに気をつけるというネガティブな行動をとる、例えば、〇〇に注意してやって欲しいと思っていても、直接的には言わずに「◯◯に関して、あなたはどう思う。どんな点に注意すればよいかな〜?」など、相手の気持ちによりそうことで、相手の心理的な負担を低くする、という考え方をもっていました。

ですが今回、佐藤さんの話は相手に対して配慮していく考え方が、全く違いました。

「言われて嬉しい言葉を大切にする」ということでした。

例えば、上司と部下とのやりとりで、やって欲しい指示に対して、いろいろと説明した後に、上司は部下に対して、「分かった?分かってくれたかな?」などと言う場面は普通にあると思います。ですが、部下は「分かりませんでした」と言うと上司から、なんで分からないの?どこが分からないの?と言われてしまうのではないか?と、結局、少し分からなくても「分かりました」と言ってしまうという事はある事です。ところが、そうではなく、「どこまで理解できたかな?」という言葉に変える事で、「◯◯のところが、ちょっと理解できなくて、もう少し説明してもらえますか?」とお互いの理解度が全く違ってくる、これによってもたらす成果も大きく変わってくるということでした。

他にも、いつも遅刻しがちな部下に対して、「なんで遅れてきたんだ!」ではなく、「遅れたようだけれど何かあった?」とか、「なんで同じ失敗をするんだ!」というのではなく、「前回の失敗から今回、何を注意しようとした?」と投げかける事で、何も注意しようとしていなかった自分に気づき、しまった!何も考えていなかった〜、次回は気をつけて変えていこうと振り返ってもらうきっかけを作ってあげる、など、相手が嬉しくない、モチベーションが下がってしまう様な言葉ではなく、お互いが建設的になる言葉の思考を大切にする。ということでした。これは子供や家族との会話でも役立つのではないかと思います。

また、人は承認欲求がある。それは存在>過程>結果に対する承認で、存在は挨拶をすることで、自分の存在を認めてくれている。だから、◯◯さん「おはよう」と言う事で、気にかけてくれていると思う。そして過程は「前と比べてこうなっているね」といいう事で、たとえば、前に比べて◯◯の仕事の精度が良くなったね」とか、「声の表情が前よりもはりがあるね〜」などが成長過程に対する承認です。そして、結果に対して褒めるという承認によって人はどんどん成長していく、ということでした。私自身も改めていきたいと感じます。

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