久しぶりのロードバイク
この連休は、金沢はとても良い秋晴れが続く3日間となりました。今年は、地震がありその後、寒い日が長く続いて、その後に一気に暑い夏に入り、それが長かったことで、趣味の一つでもあるロードバイクにほとんど乗れずにいましたが、この3日間は天候にも恵まれ、2日間乗って来ました。自転車を本格的にやっている人は、60キロ、100キロを当たり前にツーリングします。私も調子が良いと、そのくらい走ったりもするのですが、さすがに久しぶりとなると体がキツくてそんなに走れません。また、久しぶりとなると、タイヤに空気を高圧で入れないといけません。
なぜ高圧かというと、ロードバイクのタイヤはとても細く、パンクしないようにするためで、そのために、空気入れでかなり力を入れないと入りません。また、しばらく乗っていなかったので、点検したりする時間も必要で、そのせいで結果、億劫になってしまい、今日は止めて来週にしようか?と思って先送りしてしまったりします。そしてこれが癖になってしまい、いつになっても始められない、という経験は皆さんもあるのではないでしょうか?
また、60キロ、100キロ走るのも、結構しんどく、走り終わった後の爽快感があるので、また行こうと思うのですが、最初の第一歩のハードルが高いわけです。今回も連休2日目にようやく重い腰を上げて、朝7時15分頃から準備を始め、8時ごろに出発、25キロ走ってヘトヘトでした。
ところが次の日は、自分の体がウキウキしているのか、5時15分に目が覚め、5時30分、夜明け前にツーリングに出発、前日よりも20キロほど長く46キロ走れました。行きは手取川を並走するようなルートで山側に向かって緩い坂道を登っていきますが、真っ赤に染まる夜明け前の様子や、日の出で山あいから太陽が差し込む眩しい日差し、澄んだ空気など、夜明け前から出発しているからこそ味わえる特別な景色や感覚です。
帰りは手取川の土手沿いをずっと下って美川まで行き、自宅に戻ってきますので、最後はヘトヘトになるのですが達成感と、たった2日間連続で走っただけなのに、体力も少し上がった事もわかり、また行きたいと思うわけです。皆さんも、そうでしょうが何でも始める前は億劫になりがちですが、始めてみると楽しくなり、続けようと言う気持ちも生まれます。そして、それが自身の良い成長や変化を感じることができることもあると思います。秋は、過ごしやすくとても良い季節です。皆さんも何か億劫でやっていなかった事、しばらくお休みしていた事など、少し頑張ってスタートしてみてはどうでしょうか?