刺激と反応の間には”一時停止”を持つ
2025.08.04
社長ブログ
先週、東京での満員電車の中での話です。朝、JR総武線快速で東京支店に向かう時、その日もギュウギュウ詰めの列車に乗り込みましたが途中駅でさらに乗り込もうと、人をぎゅう〜っと押して比較的長身の男性が、私のすぐ前に乗り込んできました。列車が走り出した時に、その男性の右隣の女性が、満員電車の中でスマホでゲームをしているのか、男性に右肘に当たっているようでした。するとその男性は女性に対して無言で、右肘でぐいぐい押し返しています。びっくりした女性は次の駅で、隣の車両に移動していました。
そこで思い出したのが「7つの習慣」の「刺激と反応との間に、”一時停止”のボタンを持つ事で余裕が生まれ良い行動が選択できる」でした。
これは、すぐに反応せずに、一旦立ち止まる事で、例えば”この女性はゲームが楽しすぎて気づかないのかな?”と思う事で、怒らずに自分の態勢を少し変えてみようとか、”怒ったら自分も気持ち良くないか〜”と思えば、「すみません当たってますよ〜」と優しく言ってみるとか、”一時停止”することで良い反応を選択できる余裕が生まれるというものです。
社内でも上司、部下、同僚との間、また家族との間でも、ついついイラッときたり、つい反対意見を言ってしまったりすることもあると思いますが、”一時停止”することで、ちょっと一呼吸おくことで、余裕が生まれ結果として、良い意見や良いコミュニケーションを取れる行動に繋げられることも多いと思います。一時停止を持つ、大切にしたいものです。