苦手なものは強みになる
私は人と話すことが昔、とっても苦手でした。できれば、それはやりたくないと、最初に入社したのは土木工事会社で現場をやっていた事でもわかると思います。
その人と話すのが苦手だった私が、どうやって克服していったのか?なのですが、それはもの真似をすることからでした。
パナソニックの販売会社に入社した当時は、まず電話を取るのが仕事です。当時は、注文の電話が入ってくるとそれを受ける女性が5人いたので、その人たちの電話の取り方を聞いて、真似をすることで、少しづつ電話の取り方も慣れていきます。営業の仕方も同じで、先輩社員で、この人は上手だな〜と思う人の話し方を真似、ほぼ、その先輩営業に成り切る様にしました。笑い方、相槌の打ち方、質問の仕方、世間話しの話題など、とにかく真似を続けていくと、いつの間にか、話すことが苦手ではなくなっていきました。
そして、32歳の時です。今でいうノーコードのソフトを開発していたV研究所という会社が北陸で、これを広めるために力を貸して欲しいという話があり、これを推進するためにセミナーをお客様を集めて開催することになりました。
セミナーは2日間開催し、初日のセミナーはV研究所の専務さんがやってくれ、この内容通り、午後の部は三國さんに任せるのでお願いします。と言われ、必死になって、その専務さんがやる午前の部をノートに書き取り、午後からやりきりました。そして、これを翌日も午前の部、午後の部とやったおかげで、これまで感じたことが無い大きな自信がついたと、当時感じました。とにかく必死に覚えましたが、やり切った事で、その後、セミナーを自分が講師でできる自身がつき、まだ32歳でしたが、それから以降、沢山のセミナーを行っていきました。僕は営業だけではなく、開発であってもCS、管理であっても、真似をしよう、良い部分を学ぼうという姿勢を持てば、その人は必ず変わっていくと思います。人が教えてくれないとか、会社が教えてくれないとか言っているよりも自ら進んで、先輩や同僚、場合によっては後輩からも真似をしていく。教えてもらう学べる環境は、社内にも社外にも転がっています。これは社長だからやれたのでは?と思うかもしれませんが、それは絶対に違います。口下手で高卒の私でもできたのですから。そんな自ら成長するキッカケを見逃さない姿勢を大切にしていけば、もしかしたら、それは自身の強みになるかも知れません。