箱根駅伝とAI
今年の箱根駅伝でも優勝した青山学院の原監督のお話を聞く機会があり、AI時代とはある意味、真逆のお話がありました。原監督は働き方改革とかパワハラとかが重視される中で、そんなゆるい考え方では優勝できないと考え、学生を指導してきたというお話しでした。その中で、時間は誰もが平等に与えられており、これをどう使うか?それが勝利の鍵であると考え、心理的安全性と責任 4象限を大切にしたという事でした。

これが心理的安全性と責任、4つの象限の関係性です。責任が高く心理的安全性も高い学習ゾーンがあるべき姿で、目的を明確にし互いが刺激し合い、夢を持って学び合う事で良いパフォーマンスが生まれるということでした。原監督は、昨今、パワハラ・働き方改革で、ぬるま湯ゾーンになってしまう企業風土がある、また、無関心ゾーンでは、企業も個人も無関心な状態になってしまえば、優秀な人でも責任も与えられない、期待もされなくなってしまい、優秀な人も離職してしまう。また、不安ゾーンは論外で責任が高く、その評価に対しても厳しく、常に高いノルマばかり押し付けられれば、精神的にやんだり離職する人も出てくる、というお話でした。
私は、これからはAIを上手に取り入れていける生産性の高い企業と、そうでない企業が生まれていくと感じます。簡単な作業や定例業務はAIがとってかわることは間違いありません。それだけにそれぞれがAIを使いこなし、余裕ができた上で、学習できる時間を増やすことで、AIではできないクリエイティブな仕事ができる様にしていく事が必要です。また、学習というのは、勉強するだけではなく、これまでやっていなかった新たな取組みに挑戦し、経験を増やしていくことで身につけて成長していく、これも学習です。この学習ゾーンを大切にする企業が、今後必ず成長していけるのだと思います。