1人親方の業務負担を楽にしたい +Biz受発注で毎月の受領請求書の管理をスマートに

導入前のお悩み
・毎月の請求締めから支払までが短期間だったので、1人親方からの請求書の処理は特に大変でした。
・紙の請求書の処理は、チェック漏れや締日までに請求書が届かないことがあり、支払日に間に合わないことがありました。
ニーズ
・スマートフォンに慣れている人が増えてきたので、こういったソリューションは導入メリットが大きい。
・請求書の電子化によって、集計作業などが楽にできそう。
・紙のやり取りも残したハイブリッド形式で処理ができる。
導入後にご満足いただけた点
・支払漏れや支払遅延などがかなり減りました。受領請求書を電子で取り交わせることで、支払まで余裕ができました。
・1人親方も手間と感じていた請求書作成を電子送付することで、業務効率化ができました。
システム構成(利用商品:どっと原価3 スタンダード)
基本モジュール | 基本モジュール |
---|---|
オプション | 発注管理、日報管理、支払管理、収支見込、出来高管理、Excelフリー |
+Bizシリーズ | +Biz受発注 |
島根県松江市にある株式会社八束電工様では、5年以上前から受領請求書の電子化に取り組んだ。
きっかけは1人親方からくる毎月の請求から支払いまでの支払サイトが短すぎること。
集計をもっと楽にできればという思いで導入したのが「+Biz受発注」だった。
―――ウェブ上で発注・請求を行いたいと思ったきっかけや背景を教えてください
1人親方からくる請求書の処理が大変でした。毎月請求書を20日で締めて当月25日払いなので、集計するのにわずか5日間しかない。紙の処理だと支払に間に合わないことや、チェック漏れ、1人親方からの請求自体が遅れるケースもあり、これをできるだけ簡略化したいと思ったのが始まりです。
―――「+Biz受発注」導入後はどのような改善がされましたか
課題に感じていた支払遅延や支払漏れなどはかなり減りました。1人親方の皆さんも請求書を作成することに手間を感じていたようなので、請求書を電子送付できるようになり、自社だけでなく1人親方をはじめとした協力会社の業務効率化ができました。
―――「+Biz受発注」の感想はいかがでしょうか
画面周りがとても見やすく、使いやすいと感じます。特に1人親方はパソコンに対する苦手意識が強い人が多いので、画面周りが見やすいのはとてもありがたいです。
―――「+Biz受発注」の運用方法を教えてください
ほとんどは支払サイトの短い1人親方との請求で使用しています。取引量の多くない会社へは紙でやり取りするハイブリッド形式を取り入れています。
―――1人親方をはじめとした協力会社の皆さんのスマホ普及率はどうでしょうか
パソコンで行う方もいますが、スマートフォンで操作される方もいます。割合としては半々くらいですね。現在+Biz受発注でやり取りしているのは20社ほどですが、9割が1人親方です。
―――1人親方の年齢層はどれくらいですか
自社で抱えている1人親方の平均は40代後半です。上は60代以上、下は20代とバラバラです。でも、スマートフォンに慣れてる人が増えてきたので、こういったソリューションは導入メリットが大きいと思います。
―――工事件数や発注件数を教えてください
月の発注数はおおよそ30~40枚ほどです。工事は年間2,000件程度、1年を超える工期の工事もありますが、1日だけの単発工事も多いです。1人親方へは1式でまとめて発注し、請求は都度または出来高で上げてもらっています。
―――導入当時、協力会社の皆さんへはどのように普及されましたか
建設ドットウェブさんに指導をお願いしました。協力会社の皆さんには時間を作っていただき、オンラインで参加してもらいました。参加できなかった方へは動画で確認してもらいました。その後はわからないことがあれば当社へ問い合わせが来ます。
―――協力会社の皆さんへの案内で苦労はありませんでしたか
わからないことがあればこちらへ問い合わせが来ますが、発注側と受領側では画面周りが少し違うので、相手の言っていることがわからず戸惑いもありました。ただ、画面がシンプルなので1度説明すると理解してもらいやすいので、フォローも少なくて済んでます。
―――ずばり、「+Biz受発注」を導入するメリットを教えてください
一番はやはり受領請求書を電子でやり取りできるようになったので、支払に余裕ができたことです。紙の請求書は手書きなことも多いので、間違いがありましたが、それが減ったことが大きいです。最近はスマートフォン利用者も増えたのでより使いやすいです。
―――今後「+Biz受発注」に期待することはありますか
当社(発注側)はかなり使いやすくなりましたが、協力会社側の機能が充実するともっと良いなと思います。具体的には協力会社側でも請求書のダウンロードができることや、請求一覧の合計額が表示されることです(2025年10月以降に対応予定)。また、+Biz受発注上で工事登録ができると担当者がもっと楽になるので今後期待しています。