「どっと原価3」(クラウド型)導入で場所を選ばず入力、いつでも管理可能に。システムトラブルも即対応で安心運用。

導入前のお悩み
・外部の企業に開発を委託して自社用にカスタマイズした原価管理システムを活用していたが処理能力に限界があり、受注件数の増加に伴って対応が難しくなっていた。
・数値の修正時に動作が重くなり、反映されるまで1時間程度要するというプログラム上の問題点があった。
・システムの保守管理の委託先がリモートサポートに対応していなかった。
ニーズ
・リアルタイムに経営状況を把握するために見積から支払までの業務を連動して行うことができるシステム
・トラブルや不明点があった時に迅速で利用しやすいシステムのサポート体制
導入後にご満足いただけた点
・見積から支払、決算書の作成までの業務処理のスピードが格段にアップした。
・電話やリモートコントロールを通じて365日サポートしてもらえるので、安心して業務に取り組めるようになった。
システム構成(利用商品:どっと原価3 スタンダード)
基本モジュール | 基本モジュール |
---|---|
オプション | 見積作成、発注管理、日報管理、支払管理、収支見込、出来高管理、FAXメール送信、Excelフリー、見積データ読込モジュール |
解決テンプレート |
湯本内装株式会社様は、埼玉県行田市を埼玉県行田市を中心に関東全域で内装工事を手掛けている会社です。軽天工事、ボード貼り、クロス床貼りなど内装のあらゆることに対応しています。
1972年に有限会社湯本表具店として事業を開始し、1975年に湯本内装株式会社に移行しました。1988年に湯本レストラン株式会社を設立し、飲食事業に進出。1996年に湯本健康ランド、2000年に湯本ホテルを開設するなど事業の多角化を進めてきました。2006年には、大衆演劇の拠点にもなっている温泉施設、行田・湯本天然温泉茂美の湯を開設しました。
湯本茂作代表取締役は、一代で湯本グループを築き上げた埼玉県の立志伝中の人物として知られ、自らが生まれ育った行田市や周辺の吉川市などへの寄付活動を積極的に行っています。
湯本内装様は、大手ゼネコンや準大手ゼネコンを主な取引先に着実に事業を拡大。2017年からは内装ビジネスの強化と事業の多角化を加速するために、M&Aによるグループ企業の拡大に力を入れています。
湯本茂作代表取締役と湯本江美取締役・総務部長に、どっと原価シリーズの導入に至った経緯やご満足いただいた点などをお聞きしました。
導入検討に至った経緯
「地元の企業に運用を委託していた既存の原価管理システムの処理能力が、会社の事業規模拡大に伴い物足りなくなっていた。委託先がリモートメンテナンスに対応していなかったため、システムが不具合や故障を起こした際に復旧するまで時間がかかり、その間業務が停滞することがあった。」
会社の規模の拡大に伴って、受注する業務が増加。処理しなければならないデータ量が増加し、システム全体の処理速度が低下していました。検索や分析にも時間がかかるようになり、監視や保守作業が複雑化。また、不具合や故障が発生した時の原因究明や解決に時間を要するようになり、業務の進捗に与える影響が大きくなっていました。
管理や運用の業務を外部に委託する場合、トラブル発生時の初動対応、原因究明、復旧作業に関するサポートサービスの充実度は、重要なポイントになります。豊富な知識と経験を持った業者に委託することで、自社の人材だけで運用する場合に比べて高いレベルでの安定したシステム稼働が期待できます。
それだけではありません。専門人材を育成する教育コストを削減し、システムの運用に割かれていた社内のリソースを重点分野に振り向けることが可能になります。最新のセキュリティ技術や対策を享受することもできます。
導入を決定された要因
「Excelと連携して予算書をスピーディーに作成できる。」
「見積から支払までの業務を一気通貫で行うことができる。」
原価管理システムを導入する際、既に活用しているExcelをはじめとする他のシステムとの連携が重要でした。連携によって、データ入力の二度手間や記入ミスをなくし、業務効率を大幅に向上させることにつながりました。
どっと原価シリーズは事務作業の合理化と原価管理の両立をカバーし、建設業界特有の商習慣に対応。国内の主要会計ソフトや給与ソフトとも連動してご利用いただけます。また、原価管理システム業界初の「Excelフリー機能」を設け、Excelでオリジナル帳票の作成ができます。
導入後の効果やご満足いただいた点
・見積から支払、決算書の作成までのプロセスを点と点から線としてつなげることができるようになり、業務処理のスピードが格段にアップした。
・現場ごとのコストを可視化できるようになった。
・トラブルが発生した時に電話で相談してリモートコントロールでその場で修正してもらえるようになった。
導入後に期待すること
・新しく導入したクラウド型のどっと原価3の機能を使いこなしていきたい。
・現在、紙ベースで行っている日報作成のデジタル化に取り組みたい。
まとめ
原価管理システムを選択する際は、使いやすさや機能の拡張性はもちろん、迅速で利用しやすいサポート体制の有無が大きなポイントになります。原価管理システムを有効活用することで以下のようなメリットを期待することができます。
1. 費用削減の実現
・工事の各段階で発生する原価を詳細に記録し、分析に役立てられます
・工事の進捗状況をリアルタイムで管理することで予算オーバーを未然に防ぐことができます
2. 損益分岐点の把握
・過去のプロジェクトデータを蓄積し、分析することで類似の工事における損益分岐点を予測することができます。
・工事の規模や価格設定を最適化し、将来的な利益計画を立案できます。
3. 意思決定の迅速化
・経営者や現場責任者がリアルタイムで正確な情報を入手することで、迅速な意思決定ができます。
・システムが提供する分析レポートや予測機能を活用することで、将来のリスクや機会を予測できます。
4. 経理業務の効率化
・工事データの自動取り込みや計算処理を行うことで手作業を最小限に抑えることができます
・データを一元管理することで、複数の現場での原価情報を集約し、全体的な原価分析を行うことができます。
5. データ分析の高度化
・過去のプロジェクトの原価情報を分析し、パターンや傾向を抽出することで将来の工事における原価予測の精度を高めることができます。
どっと原価は、日報や業者から届く請求書などを入力するだけで、ボタンひとつで原価を一括集計し、リアルタイムな情報共有で工事の利益進捗や状況を可視化することができます。これからも使いやすさと機能で、お客様の基幹業務のDXをサポートできるように全力を尽くしてまいります。