DX認定企業が選んだ、業務効率化と未来をつなぐ原価管理ソリューション

導入前のお悩み
以前はVBベースの原価システムを使っていましたが、機能に乏しく使い勝手も今一つでした。
ニーズ
・会計システムとのデータ連携が可能で生産性向上につながるから。
・Excel帳票の設計が可能でデータ分析がやりやすいから。
導入後にご満足いただけた点
・工事台帳や会議資料などを作成する時間を軽減できた。
・ノーコードツールとの連携も可能でDX推進に役立っている。
システム構成(利用商品:どっと原価NEO ST)
| 基本モジュール | 基本モジュール |
|---|---|
| オプション | 発注管理、日報管理、支払管理、会計連動、収支見込、出来高報告、JV管理、工事進行基準、Excelフリー |
| 解決テンプレート |
株式会社宮下電設様は、新潟県長岡市に本社を構える、創業70年を超える電気設備工事会社です。地域社会に根ざした事業を展開しながら、SDGs、健康経営、DX推進に積極的に取り組んでいます。特にDXについてはノーコードツールの活用を中心に推進し、2025年7月には経済産業省のDX認定を取得するなど、業界の中でも先進的な企業です。

羽賀芳明総務部総務課長に、どっと原価シリーズの導入に至った経緯やご満足いただいた点などをお聞きしました。
導入検討に至った経緯
以前はVBベースの原価管理システムを利用していましたが、機能面での制約が多く、操作性にも課題がありました。
VBベースの原価管理システムのようなレガシーシステムは、長年運用されてきた実績がある一方で、以下のような共通課題を抱えやすい傾向があります。
- 機能の制約
- 業務の高度化や多様化に対応できず、必要な機能が不足。
- カスタマイズ性が低く、現場ニーズに柔軟に対応できない。
- 操作性の問題
- UI/UXが古く、直感的な操作が難しい。
- 新人教育や習熟に時間がかかり、生産性を阻害。
- データ活用の限界
- 他システムとの連携が困難で、情報が分断される。
- データ分析や帳票作成の自由度が低く、経営判断に活かしづらい。
- 保守・運用コストの増加
- 技術者不足やサポート終了により、維持コストが高騰。
- セキュリティリスクや法令対応の遅れ。
こうした状況は、業務効率や生産性の向上を妨げる要因となっています。
導入を決定された要因
宮下電設様が「どっと原価シリーズ」を選んだ理由は次の通りです。
- 会計システムとのデータ連携が可能で、生産性向上につながる
- Excel帳票の設計が可能で、柔軟なデータ分析ができる

レガシーシステムの運用を改善するにあたり、企業が示唆する方向性として以下があります。
【示唆される方向性】
- クラウド化・モダナイゼーション:最新技術を活用し、柔軟性と拡張性を確保。
- データ連携・統合基盤の構築:会計や現場管理など、複数システムを連携させることで業務効率化。
- UI/UX改善とノーコード活用:現場担当者でも簡単に操作・カスタマイズできる環境を整備。
- DX推進の一環としての基幹システム刷新:単なる置き換えではなく、業務プロセス全体の最適化を目指す。
導入後の効果やご満足いただいた点
- 工事台帳や会議資料の作成時間を大幅に軽減し、業務効率が向上
- ノーコードツールとの連携が可能で、DX推進に大きく貢献
これにより、現場と管理部門の連携がスムーズになり、データ活用の幅が広がっています。
データを活用し、異なるシステムとの連携を可能とすることで、これまでのような大きなカスタマイズ費用を必要とせず、柔軟でスピーディーな業務改善を実現できます。
導入後に期待すること
宮下電設様は、「どっと原価シリーズ」を単なる基幹システムにとどまらず、社内の様々な業務をつなぐハブ的な存在として位置づけています。今後はさらなる業務連携やデータ活用を進め、DXの深化を目指しています。
まとめ
株式会社宮下電設様の事例は、DX推進と業務効率化を両立するためのシステム導入の好例です。どっと原価シリーズは、単なる原価管理にとどまらず、企業のデジタル変革を支えるプラットフォームとして活用されています。これにより、宮下電設様は「業務効率化」と「未来への進化」を同時に実現し、地域社会と業界に新たな価値を提供し続けています。