建設業向けの原価管理システムを提供する株式会社建設ドットウェブ(本社:石川県金沢市 代表取締役:三國 浩明、以下建設ドットウェブ)は、サイボウズ株式会社(本社:東京都中央区 代表取締役社長:青野 慶久、以下サイボウズ)の「kintone(キントーン)」との相互連携サービス「どっと原価3工事登録 for kintone」を開始しました。
■背景と概要
建設業界では近年、慢性的な人手不足や業務の属人化、情報共有の非効率性など、現場管理における課題が深刻化しています。特に、工事情報の管理は、原価・工程・品質・安全といった多岐にわたる要素を統合する重要な業務でありながら、依然として紙やExcelによる手作業が多く、ミスや手戻りの原因となっています。
こうした状況を打破する鍵となる、工事情報管理のDX(デジタルトランスフォーメーション)化の推進は強く求められています。業界ニーズに応えるべく、当社はサイボウズとの連携を強化し、建設業向け原価管理システム「どっと原価3」と業務アプリが作れる「kintone」との連携サービス「どっと原価3 for kintone」を新たに開始しました。
本サービスでは、「どっと原価3」の[工事登録]のデータをkintoneに受け入れ、確認・編集することができます。また、kintoneで新規登録したデータはどっと原価3の[工事登録]へ直接転送することが可能です。建設業に特化した「どっと原価3」とノーコード・ローコードツールで柔軟性の高い「kintone」が連携することでパッケージの機能を活かしつつ、入力画面のカスタマイズや他のkintoneアプリとの連携が可能となります。kintoneはお客様でも画面を構築できるツールですので、自由度×原価管理を実現できるDXツールです。
■原価管理システム『どっと原価3』について
建設業向け原価管理システム「どっと原価3」は工事に絡む情報や原価をシステム上で一元管理します。工事に絡む収益をリアルタイムで可視化することで、適切な経営判断を支援することが可能です。
「どっと原価3」はクラウドタイプでいつでもどこでも利用が可能、オプション選択式で企業規模や成長に合わせた段階的拡張を実現します。
また、人気の高いカスタマイズ事例をテンプレート化した「解決テンプレート」や、スマホソリューション「+Bizシリーズ」も人気です。