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デジタル化と遺品と終活と

2016.10.06
原価管理アドバイザーのつぶやき

「終活」という言葉をご存知でしょうか。

元々は葬儀やお墓などといった人生の一番最後に向けた事前準備のことを指していました。
現在では「人生のエンディングを考えることを通じて自分を見つめ直し、“今”よりよく前向きに、
自分らしく生きるための活動」のことを言います。
今や終活のためのセミナーやビジネスが展開されるほど、身近な言葉になりつつありますね。

スマートフォンの普及やクラウド化により、ほとんどのデータはデジタル化することができる
時代ですが、こういった現代ならではの問題点として「デジタル遺品」の扱いに悩む遺族が
増えてきているというニュースがありました。

故人がパソコンやスマートフォンなどのデジタル機器に残した写真や、登録していた有料の
サービスなど、これらは通称「デジタル遺品」と呼ばれます。
このデジタル遺品の多くはパスワードで守られているため、特にサービスなどにアクセスする
ためのIDとパスワードが遺族でも分からず、サービスの停止処理に困ってしまうのです。

ある有名大学の教授は「いつ訪れるか分からない死に備え、誰もが日頃からデジタルの情報を
整理しておくことが大事」と話しています。
その何かあった時のために、書き出しておきたい情報としては「ファイルやサービスなどの
名称」「ID」「パスワード」このあたりが重要でしょう。

小説やアニメ、映画の世界では、IT関連に強い人であれば「他人に見られたくない情報は、
自分の死と同時に全て消去されるような仕組み」を作り込んでいるということもありますね。
さすがに実現するには非現実的な気もしますが、冗談はさておき、このデジタル遺品において
金銭が絡むモノや情報などには、特に注意しておく必要がありそうです。

戻って「終活」の話になりますが、このデジタル遺品の存在を考えると、終活の一部として
デジタル遺品の整理整頓を行っておくことも大事なのでは?と気付かされたニュースでした。
遺品というと「死後の備え…?」などと少々気が重い気もしますが、「自分にまつわる情報の
整理整頓」だと思うと、そうでもないと思います。

ちなみに私の所属する部署では「机が整理整頓できていない人は仕事の効率が悪くなる」と
提言している先輩上司がいます。

ごもっともだなぁ…と思って私自身も気をつけていますが、この言葉を借りて例えると、
終活におけるデジタル遺品の整理整頓=目に見えない“情報”の部分の整理整頓は、
最終的に人生の効率化に繋がるかもしれませんね。

ただし、様々なモノがこれだけ多様化されている現代では、情報漏洩も心配です。
自身での判断・管理のもと、情報にまつわる整理整頓を行いましょう!

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