素直な心

先週末にPHPさんより「PHP読者感謝の会」へのご招待を受け、京都のPHP本社に伺ってきました。

感謝の会では、基調講演の後、松下幸之助さんの歴史などを紹介された、「松下資料館」と根源の社（こんげんのやしろ）という伊勢神宮の内宮の社を模した社（やしろ）があり、松下幸之助さんは、この社をとても大切にされ、毎日、その社にお参りをされ、毎日、自分が素直な心になっているか、自分中心の身勝手な心になっていないかを向き合っていた事など紹介がありました。根源の社は幅が１メートルほど、高さが１．８メートル程度の大きな神棚のような社です。

この根源のやしろを見学した後に資料館で、「素直な心の内容十か条」がありました。

　1.私心にとらわれない                2.耳を傾ける

　3.寛容                                          4.実相が見える

　5.道理を知る                               6.すべてに学ぶ心

　7.融通無碍（ゆうづうむげ）    8.平常心

　9.価値を知る                             10.広い愛の心

私自身も、ついつい私ごとを優先してしまい、素直な心に向き合わないといけないと思いながらも、なかなか難しいのが現実です。

しかしながら、素直な心を意識する事で、何かあった時に、そこに立ち返り、我がままな自分になっていないか？自分自身の欲を優先していないか？を考えることが大切なんだと思います。

社内であっても社外であっても、また、ご家族の間でも、素直な心を意識し立ちかえる、そんなことができればと思います。