社員のつぶやき

    <第8回>便利機能のご紹介 -データ分析-

    投稿日:2020.06.25

      

     「どっと原価NEO」は、工事情報を登録・管理しているので、受注件数や地域情報、工事種類など、さまざまな情報を集計・分析資料として活用できます。皆さんもいろいろと集計・分析にお使いいただいていると思います。

     今回は、「どっと原価NEO」の機能の中でも特に見える化が図れる受注分析機能と労働生産性をキーワードにした生産性分析機能をご紹介します。

     

    ① 受注分析機能

    受注分析機能とは

     工事件数や発注者数、販売形態をグラフ表示し、自社の受注状況の「見える化」を図ることで、経営戦略に活用できます。

     受注分析機能は、新規(初回)工事と既存(2回目以降)の追加工事のそれぞれの工事件数、請負金額を部門別、営業担当者別、現場代理人別、などで集計表示します。例えば、新規受注工事が多い部門または、担当者なのか、追加工事をどのくらい多く受注しているのか、などを確認できます。

     また、受注推移表は、24か月分の工事件数、発注者数、受注金額、平均単価と各項目の前年比および増加率の推移をグラフで確認することができます。この集計表で、自社の「見える化」を図り、経営戦略に活用できます。

    初期設定

    「工事登録-データ分析」画面で下記項目を登録します。

    1)ランク 1:AA~5:D

     ランク設定を行うことで、【受注分析表】において主力発注者の工事件数や平均単価を確認できます。

    2)販売形態 1:新規 2:既存

     発注者の新規(初回)工事なのか、既存(2回目以降)の追加工事なのかを設定します。

    3)地域  1:県外 2:県内 3:市内

     地域の設定を行うことで、受注件数が多いエリアがわかります。

     

    受注分析表

     工事件数、請負金額合計、平均単価を表示します。指定した集計期間と累計を表示するので、指定期間にどれだけ増加したかを確認できます。表示は、部門別、営業担当別、現場代理人別で表示切替できるので、受注状況の「見える化」ができます。

     

    受注推移表

     

    ② 生産性分析機能

    労働生産性

     労働生産性とは、1人日あたりの「付加価値(円)」を計算し、生み出した成果に対しての付加価値を数値として表すことです。

     普段何気なく使っている「付加価値」という言葉ですが、本来の意味は付加価値=売上高-外部購入費です。粗利に近いイメージだと思ってください。ゆえに、労働生産性とは「従業員一人あたりの付加価値額」のことをいいます。つまり生産性を上げるには、付加価値を高めていく必要があります。付加価値を高めるためにとるべき施策には、外注費用の削減、人件費の削減、業務の効率化、新市場の開拓などがあります。コストカットのイメージが大きいですが、業務の無駄を省く努力をすることで、働き方改革が図れて、社員のモチベーションアップにもつながります。
     「どっと原価NEO」では、年度単位の労働生産性を24か月推移で確認することができるので、中長期での付加価値向上を観察できます。

    初期設定

    初期設定  ※初期設定・データ分析のタブで設定が必要です。

    1)人工区分の選択 1:建設業(社内人工+外注人工) 2:建設業(社内人工)

    2)基準年度および基準値の設定

     基準値は付加価値/人(当初)の目安となる計算根拠

     計算式:(売上-原価)÷(従業員数×1人あたりの年間勤務日数平均)

     

    見込売上入力

    ※生産性向上一覧表を作成するために入力が必要です。

    1)労務人数の設定

     月ごとに工事に関わった労務人数を入力します。

    2)進捗率計算

     月間の工事進捗率を入力することで、対象年月時点での粗利額を計算します。

     

    生産性向上一覧表

     見込売上入力の労務人数と粗利額を基に、月ごとの労働生産性(付加価値/人)を集計します。

     

    生産性向上推移表

     24か月分の労働生産性や基準年度または前年度からの増加率の推移をグラフで確認することができます。

     

     上記の集計で請求未処理工事を表示したい場合は、条件設定の「請求番号」の範囲を「0」〜「0」とし集計します。

     付加価値労働生産性を算出すると、従業員が付加価値を生み出すためにどのくらい効率的な動きができているか確認できます。

     

     今回は、分析機能をご紹介しました。分析機能で観察することにより、企業経営をプラスに導く効果があると考えられます。また、企業利益の増加により、従業員の給与も上昇しやすくなるでしょう。

     「見える化」された分析結果で、顧客満足度向上や従業員のモチベーションアップに繋げていただけることを期待しています。

     

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